どれくらい練習すれば上手になれる?少しの練習時間でも上手になるには…
「どれくらい練習すれば、ピアノが上手になるのだろうか?」
私は長年練習時間にこだわっていました。
ピアノの練習の場合、指を鍛えることも一定の練習にはなるので
練習時間が1分よりも1時間のほうが指は動きやすくなります。
でも、今までの失敗から考えると
1日何分弾く!という目標をたてるより
こういうふうに弾きたい、
だから
そのためにこんな練習をしようかな、
と考えることの方が重要に思えます。
とりあえず練習曲を一番から弾いてみる、
というのも指の筋力はつくので
弾きやすくはなるのですが、
楽しさを感じにくいしモチベーションを保つのが難しいので
挫折しやすいです。
それよりは、
この曲が弾けるようになりたい
↓
けど、この部分が思うように弾けない
↓
どういう練習が必要なんだろう???
↓ ↑
これをやってみたらどうだろう???
一見遠回りに見えて
こちらの方が目標があるし、
自分で考えるので上達するのが段違いに早いです。
お笑いの伝説の授業と言われている「紳竜の研究」というDVDの中の
「正しい努力の方法」を講義した内容が
どんな分野でも当てはまると定評のある内容なので
少しかいつまんで記します。
↓ちなみにAmazonのレビューで45件、星4.5の高評価です!!
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プロの野球選手、タイガーズの掛布さんは
寝る前に素振りを毎日500回するから
ミスタータイガースになれた、と言われているけど、
本人が言うには
そんなことはみんなやってる、そんなの努力に入りますか?
…
そうだよな、そんなの努力じゃないよな、
何も考えずにただ500回素振りしても
それはただの筋トレで腕が太くなるだけ…
意識して、
一球ずつイメージして
ピッチャーが誰で
何球目で
どう投げてくるか…
イメージをして、
意識をして、
…を500球してる人と比べると
ただ速く振ろうと頑張って500球振ってる人は
ただの筋トレに過ぎない、
どういうふうに意識を持って、
どうやってやることが効率的なのか…。
この野球の例え話の後に、お笑いも同じで…と続くのですが、
どの分野においても同じだと感じました。
ピアノも
「毎日◯時間練習している、
私努力してる」
というような練習はすごく危険だなと感じています。
まさしく ハノンやチェルニーの練習本を前に
小さい頃、私がずっとしてきた『上手になれなかった練習法』です。
(もちろん問題意識をもって上のような練習本に向かうなら
上達するだろうし、そういう人が伸びていく人です。)
それでうまくいかなくて、
「私は努力しているのに才能がないんだ…」と思うのは
すごくもったいないのに
そういうピアノの練習をしている人って少なくないと思うので、
なかなか上達できなくてモチベーションが上がらないときには
「努力の方法が間違っているのでは?」
という話を思い出してください。
私の場合は
毎日何時間もピアノの前に座って弾いてただけの時は
上達するのにすごく時間がかかって
周りより出来ない自分が嫌だったし、全然楽しくなかったけど
大人になってからは1日1時間も弾く時間がとれないけど
今度コレが弾きたいな、
ココの左手のアレンジはこだわりたいな、
この演奏方法じゃかっこよくないな、どうするかな…
って考えながら弾くのってすごく楽しいし、
時間に対する上達の速度が全然違うように感じます。
子供にピアノを教えるときも、
動画で撮って、自分の演奏を見て
次はどういう風に弾いてみたいか
そのために何をしてみようか…と相談して
練習課題を出すように心がけています。